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23回・名古屋市小中学生卓球選手権大会


平成29年3月4㈯

第23回名古屋市小・中学生団体卓選手がスポーツセンターで開催されました。 試合方法は4シングルス1ダブルス(ABC・YXZ)方式です。

1チーム3~4人編成でしたのでサードプレイスからは2チームエントリーしました。

Aチームは敬大・徹平・天彦。Bチームは颯人・蒼矢・悠人。

Aチームは順当に勝ち上がりましたが、Bチームの方は、大会1週間前に頼みの綱の蒼矢がインフルエンザにかかり、試合前日まで練習できないというアクシデントもあり、残念ながら決勝リーグに進むことができませんでした。

Aチームは、トーナメント二回戦で昨年優勝チームのワイルドボアーズさんと当たり、1戦1戦厳しい試合でしたが、なんとか決勝まで勝ち進むことが出来ました。決勝の相手は滝ノ水さんでした。第一試合目 天ちゃんが3-0で勝ち、第二試合目 絶対的エースの撤ちゃんがまさか0-3で負けてしまいました。この日、敬ちゃんとのダブルスで安定したプレーを見せていた徹ちゃんでしたが、「団体戦で自分が負けたら負けてしまう…」その重圧が撤ちゃんの胸にあったのでしょう…撤ちゃんが初めて、悔し涙をこぼしました。

でも試合はまだまだ続きます。第三試合はダブルス。涙をぬぐう徹ちゃんに「泣いてる場合じゃないよ、頑張れ!」と声をかけ背中を押した時…胸が痛くてなって…涙が出そうになりました。

ダブルスが始まりました。気持ちが今一つ弱気になっている徹ちゃんを敬ちゃんが一生懸命リードしていました。「敬ちゃん頑張ってるやん、すごいやん!」…ってまた涙がでた。

ダブルスは1-2で負けていた試合でしたが、4.5セットで取り返し 3-2で勝つことが出来ました。第4試合目は天ちゃん。マイペースな天ちゃんは、今日はいつもに増して強かった。

1セット目楽勝だったのに…なのに負けちゃった。「頑張っけど、相手がちょっと強かったね」

天ちゃんの顔見たら、また涙が出そうになった。

そしていよいよ最終試合。4試合目の天ちゃんの試合の時から、他力本願だった敬ちゃんは「僕に回ってきたら絶対勝てない…」そうつぶやいていました。

覚悟を決めた敬ちゃんは台につきました。

「勝ったら優勝!優勝したらみんなで祝勝会やるぞ~!」

敬ちゃんの試合が始まりました。1,2セットを取り…結局、さっきまで他力本願だった敬ちゃんはなんと3-0で快勝。「敬ちゃん、めっちゃすごいやん!」…また涙が…今度は溢れた…。

野々山コーチも目を潤ませていましたよ。「自分の試合より心臓痛いわ~」って…。

「小学校最後の試合、絶対優勝しよう!」

一年前、みんなで掲げた目標でした。

Bチームは残念だったけれど、Aチームの優勝はみんなのものです。6人がいたから 6人で練習してきたから優勝できたんです。しかもたった一年で! だからみんなで誇ればいいのです。

「おめでとう!みんな!すごいぞ!サードプレイスジュニア!」

(帰りは約束通り、母子みんなで祝勝会)

 
 

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