第47回 後藤杯卓球選手権
平成30年 1月13日㈯
第47回 後藤杯卓球選手権が岡崎中央総合公園体育館にて開催されました。
サードプレイスからは5年生の誠太がチーム推薦枠でホープスの部に出場させていただきました。
さすがに全国区の大会ですので、そのレベルの高さに、誠太もお母さんも不安を隠せない様子でした。
正直、今の誠太にとっては厳しい戦いになるのは覚悟の上でしたので、誠太には「負けることは恥ではない。今日は勉強の日。みんな凄く上手だから思うようにはならないけど、一つでも二つでも今までの練習の成果を発揮できるように頑張って1セットでも多く取ろう。対戦相手や参加している選手の色々な技術を見て学んで、出場した財産として持ち帰ろう。そして持ち帰った技術を自分の練習に活かそう。」と元気づけ、その日の目標を持たせました。
試合は、4名による予選リーグを行い、上位1位のみが決勝トーナメントへ進出できるという形式で行われました。誠太の相手は、東京都、岡山県、埼玉県の選抜選手でした。
他県の出場枠は、各都道府県8名ですので、誠太はベスト8に入った選手たちと戦うことになるわけです。私は「誠太は相手選手のサービスが取れないのでは…」と思っておりましたが、レシーブに苦労しながらも、相手選手の凄いボールを食らいながらも頑張って返球し、時にはレシーブエースやカウンターも出るなど、私の心配も吹っ飛ぶほどの持ち前のガッツで、相手選手のボールに必死に食らいつき、元気はつらつのプレーで精一杯頑張ってくれました。
そして、サードプレイスから壮大郎と梗希が岡崎まで応援に駆けつけてくれ、観客席から大きな声で応援してくれました。その声援が誠太にとって、どれほど心強く心に届いただろうと思います。結果は残念ながらリーグ4位でしたが「誠太よく頑張った!凄くよかったよ!」と、みんなで誠太の頑張りを心から労いました。今日を境に誠太はきっと精神的にも強くなれるはずです。
そして今回、もう一つのドラマありました。
一昨年、公認指導員資格認定講習会が(延べ半年間)神奈川県で開催されたのですが、その時に知り合うことのできた千葉の流山アストロズさんに所属の石〇さんが、今回 愛息の雄人君(小学4年生)が千葉県代表として後藤杯に出場することになり、なんと ここサードプレイスを訪ねて下さり、一緒に練習をしてくれることになったのです。
さすが千葉県代表だけに、雄人君のプレースタイルはカッコよく、サードプレイスの中学生も圧倒されるくらいの粘り強い卓球で、翌日の試合に繋がるような仕上がりを見せていました。練習を終え、お互いに大会当日の健闘を誓い合い、最後にみんなで記念撮影。
「あの日のご縁が今日に繋がった…」そう思うと本当にすべての出会い、すべての偶然に感謝を告げたくなる思いでいっぱいになりました。
大会当日雄人君は小学4年生とは思えないくらいの粘り強い卓球で、長いラリーを凌ぎ、1本取られたら取り返すの戦いを繰り広げ、どんなボールにも必死に食らいついている雄人君の姿に感心しきりの私たちでした。結果は予選リーグの全勝対決でセットオールで惜しくも敗けてしまい、残念ながらリーグ2位で決勝トーナメントには進出できませんでしたが、胸にグッとくるような素晴らしい試合でした。
この大会以降、誠太の練習に取り組む姿勢が変わり、以前に増して一生懸命取り組むようになりました。雄人君もサードプレイスで練習をして以来、やる気スイッチが入ったようで、その成果が早々に出てきているようだとの知らせを頂きました。 雄人君に負けないように、また恥ずかしくないように、我がサードプレイスJr.も頑張りたいと思います。
都合が合えば、今年の夏休みにみんなを連れて、千葉の流山アストロズさんにお邪魔させて頂きたいと思っております。またお会いできる日を心から楽しみにしています。