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第70回 中部日本卓球選手権大会 県予選(カデットの部)


5月6日(日)

常滑市体育館にて、中部日本卓球選手権愛知県予選会(カデットの部)が開催され、サードプレイスからは、中学2年生6名(敬大、徹平、天彦、蒼矢、颯人、悠人)と新1年生2名(壮大郎、梗希)の計8名を参加させていただきました。

中2の6名は、昨年度(5/6)カデットの部に初参戦させていただき、2名通過したこともあり、「今年度は、みんな予選を突破し、みんなで本大会・石川県に行こう!」とずいぶん高望みの目標を立てて挑みました。 

が、当の本人たちは、「えーっ石川県⁉ 石川県だって~⁉ 石川県って何が美味しいの?」…って おいおい…すでに行く気満々か。

新中1の2名は、まだサードプレイスの一員になって半年程度ですし、中学生の舞台でもありますので、お世辞にも高望みはできません。ですので、5月3日の愛知県中学生個人卓球選手権大会の目標と同じく「目指せ1勝!」で挑ませました。

受付でトーメント表を受け取り、参加者合計は538名。

昨年度は愛知県が本大会の開催県であったことから出場枠が64名(464名参加)と多かったですが、東海選手権予選の出場枠が40名の出場枠がありましたので、同じくらいの出場枠かなと思っておりましたが、開会式での発表は「出場枠32名」とのことでした。「あらぁ…昨年度より参加人数が増え、出場枠は昨年度の1/2か…」というのが実感でした。またもや厳しい戦いとなりました…。そんな中でも一部の望みは、本大会の日に他の大会と重なったことにより、 愛工大附中の選手が不参加ということでした。

また、カデットの部は、14歳以下ですので、今年度は上級生がいません。 何とか4回戦まで勝ち抜いてベスト32に入ってほしい、少しでも多くの子供たちに予選を通過してほしいと祈るだけでした。

結果は、徹平と天彦がベスト16に、敬大がベスト32に入ることができ、3名が予選を通過することができました。

新1年生の壮大郎は、1回戦、2回戦と3-0で勝ち上がり3回戦まで進出できました。3回戦では有名クラブの強豪選手と対戦することができ、勉強させていただきました。とても良い経験になったと思います。 

梗希は、1回戦を3-0で勝ち上がりましたが、2回戦で0-3で敗退となりました。壮大郎も梗希もアドバイスどおりに日頃の練習の成果を出すべく、ミスを恐れず果敢に攻めていけたことはとてもよい収穫となりました。結果はともかく練習していることを試合で実行することが大切です。二人とも立派でしたよ。

蒼矢は4回戦で、颯人と悠人は3回戦でそれぞれ強豪選手と対戦し「善戦するも力及ばず」でした。颯人は2回戦で強豪中学校の選手と対戦し、0-2でリードされながらも、2-2に盛り返し、5セット目を終始リードしマッチポイントを取りながらの逆転負けで、悔いの残る結果になりました。どの大会もそうですが、やはりベスト64以上になってくると、簡単ではありません。極端にレベルが上がってきます。 

今回、見事予選を通過した3名の戦いぶりには、誇らしいものがありました。 

敬大は、1回戦はシード、2回戦、3回戦、4回戦は圧倒的な強さをみせてベスト32入りを果たしましたが、ベスト16決定戦の5回戦で有名クラブのM君と対戦。M君も最近更に実力をつけており、敬大の力を封じこめた見事な戦いぶりに0-3で完敗でした。(何故だか相性が合わず…)「敬大、今度こそ一足飛びに飛躍できるように頑張ろう」

徹平は、5月3日の愛知県中学生個人戦卓球大会で中シードをもらっていながら、初戦の2回戦で強豪中学校のカットマンと対戦し、フルセットのマッチポイントを先にとりながら悔しい逆転負け(言い訳ではなく強い相手でした)をしておりましたので、気持ちを切り替えて挑んだ大会でもありました。 敬大と同様に1回戦はシード、2回戦、3回戦は危なげない戦いぶりでしたが、ベスト32決定の4回戦で強豪中学校の○君(中2)に手に汗握る激しいラリー戦の末、3-2で何とか勝利。次のベスト16決定の5回戦で有名クラブのK君(中1)と対戦。K君とはホープス時代に愛知県強化リーグで対戦したことがあり対戦成績は1勝0敗。とは言うもののK君もすごく実力をつけており、またもや手に汗握る激しいラリー戦の末、3-2で何とか勝利。 次のベスト8決定の6回戦では有名クラブのK君(中2)と対戦。K君は小学生時代からかなり格上の選手で他の大会でも活躍している選手。どこまで戦えるか・・・ 試合が始まってみると、最初からお互い一歩も引かない力と意地のぶつかり合いの激しい戦い。最後は2-3で惜敗。絶対に負けないという闘志と体力の差が勝敗を決した試合でした。3試合も連続で激戦(激闘)を繰り広げた徹平は精魂を使い果たしたことでしょう。 「徹平、ほんとにすごかったよ!お疲れさま」 と目を細める私たちでした。 

天彦は、中学に入ってから急に体が大きくなり、筋力が追い付かず卓球に必要な俊敏性が落ちて苦しんでおりましたが、それを克服するべく必死に練習に取り組んできた結果、体に合った筋力・俊敏性を身につけはじめ、日ごとに調子を上げてきており、進化の問われる試合となりました。1回戦はBye。2回戦、3回戦は危なげない戦いぶりでしたが、ベスト32決定の4回戦で有名クラブのM君(中1)に苦戦を強いられましたが、何とか3-0で勝利。次のベスト16決定の5回戦では有名クラブのT君(中2)と対戦し、3-1で快勝。上々の出来でした。次のベスト8決定戦の6回戦では、有名クラブのS君(中1)と対戦。年下ですがS君もホープス時代から格上の選手。いざ勝負と挑んだのですが、及ばず0-3で完敗。

「でも天彦、見応えのある試合だったよ。頑張った甲斐はあったはず。これからもこの調子で頑張ろう」

残念だったけど、通過だった3名には「みんな着実に力をつけてきてるよ。夏の東海選手権県予選、冬の後藤杯名古屋オープン県予選では、予選通過できるように頑張ろう」と 労いの言葉をかけました。

彼らと彼らのために一生懸命に応援してくださっているご両親の嬉しい顔を見れるように、私たちもまた頑張ります。

本大会は8月25日です。他にも大事な試合がたくさんあります。

気合いを入れて またみんなで頑張っていきたいと思います。

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