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第70回 中部日本卓球選手権愛知県予選


6月2日(土)

第70回中部日本卓球選手権愛知県予選会が先のカデットの部につづき、名東スポーツセンターで開催されました。

ホープス男子参加人数は100名カブ男子参加人数は80名でした。本大会への出場枠はホープス男子33名・カブ男子25名とサードプレイスの子供たちにとってはとても狭き門です。 

試合方式は、予選リーグ後、リーグ1位の選手が決勝トーナメントへ進出という形で行われ、リーグ数はホープス男子25・カブ男子20(各リーグ4名)となっていました。 

各リーグで1位になった選手は、決勝トーナメントへ進出(25名)とともに、本大会への出場が確定します。 残りの出場枠(8名)をかけて、リーグ2位の選手が敗者復活戦を行い、2回勝ち上がれば、本大会への出場が決定となります。

サードプレイスからは、ホープスの部に、誠太(小6)・晄貴(小6)・崇真(小5)・惇大(小6)の4名。カブの部に、航(小3)が参戦しました。 

誠太、晄貴、崇真の目標は予選リーグで2位以上。何とか誰か本大会への切符を手にしてほしいと願うばかりでした。 

惇大と航は、サードプレイス子供たちの中でも特に卓球歴が短く、大会での試合はまだ無理かなと思いつつも、「出場したい」という本人たちの希望を受け入れ、思い切って大会へ参加させました。彼ら2人の今回の目標は「目指せ1勝」です。

二人には 「初試合だから緊張すると思うけど、練習の成果が1本でも2本でも多く出せるといいね」と言って送り出しました。

今回の出場で、この中部日本卓球選手権愛知県予選会という大舞台の雰囲気を味わい、そして同年代の子供たち(選手達)がどんなに努力し 上手になっているかを見て目にやきつけ、戦って体で感じ、その刺激を持って帰れれば、今回出場した価値は十分にあると思っています。

試合結果は、晄貴が予選リーグで2位になり、敗者復活戦で2回勝ち抜き本大会への出場を手にすることができました。

晄貴は、予選リーグでは第一シードのリーグに入っていましたので、リーグ1位になることは厳しく、敗者復活戦を勝ち抜くしかありませんでしたが、敗者復活戦に入ってからの晄貴は素晴らしく びっくりするくらい強かった。「本大会に行きたい!」という晄貴の強い思いが、素晴らしい集中力を生み、神様が微笑んでくれたのだと思います。 

「晄貴、本当におめでとう!すごかったよ。中2の先輩3人と一緒に 本大会(石川)に行けるね」 

晄貴は、サードプレイスに通い始めて約10ヶ月。今 中学校で活躍している中2の6人でも小6(通い始めて約9ヶ月)の時は、大会予選の決定戦に2名出場するも、いづれも破れ 本大会には進めませんでしたので、晄貴が中部日本卓球選手権本大会への小学生出場者の第1号(サードプレイスTTCの中で)になりました。

誠太と崇真は、惜しい戦いをしたのですが、「勝ちきれず」で勝利を手にすることができませんでしたが、出場枠に入れる力を身につけ始めていることは実感でき大変有意義でした。

「誠太、崇真、あとひと頑張りだよ。秋の東海選手権予選は絶対に予選を勝ち抜いて本大会に行こうね。」

惇大と航は、格上の選手ばかりの対戦で大変だったと思いますが、得点はともかく内容はとても評価できるものでした。日ごろの練習の成果を十二分に発揮し、果敢に挑んでいった姿は素晴らしかったと思います。 

特に、航は、リーグの中で一番強い選手と対戦した時、最後のセット ゼロゲームにされてしまい…航、泣いて帰ってくるのでは~と心配していましたが、なんのなんの「相手が強すぎた」とケロっと言い放ったのです(笑) 「こりゃ大物になるかも⁉」と直感した私たちでした。

どのクラブの子供たちも高い目標を持って必死に努力していますので、目標を達成することはもちろん簡単なことではありませんが、この子たちの最高の笑顔を見ることができるように一緒に頑張っていきたいと思います。

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