第56名古屋市中学校総合体育大会(市総体・個人戦)
7月14日㈰・15日㈪
名古屋市中学校総合体育大会(市総体)の個人戦が、昨日にひき続き天白スポーツセンターのて開催されました。
個人戦の県大会への出場枠は昨年同様に24名と狭き門です。
各校6名までのエントリーですので、ほぼ団体戦に出場した選手が出場しているものと思われます。 昨年、原中学校(サードプレイスJr.)は、敬大、徹平、天彦、蒼矢の4人が県大会へ出場しておりましたので、4名+6名の出場枠をいただけており、中3の敬大・徹平・天彦・蒼矢・颯人・悠人、中2の壮大郎・梗希、中1の晄貴・聖翔の、計10名をエントリーさせていただけました。
団体戦と同様に、対戦表は事前に配付されていましたので、対戦相手は分かっておりました。 出場者は384名で、昨年県大会に出場した中3の敬大、徹平、天彦、蒼矢の4名は外シード(best16枠)、颯人と悠人は中シード(best32枠)、中2の壮大郎、梗希と中1の晄貴は中々シート(best64枠)、残る中1聖翔も2回戦からとなっていました。
まず、個人戦一日目は3回戦までで、中3の敬大、徹平、天彦、蒼矢、颯人、悠人と、中1の晄貴の計7名が無事に3回戦を突破し、二日目の4回戦に駒を進めることができました。
個人戦二日目は4回戦からです。昨日までとは違い、レベルが一気に上がります。5回戦まで勝ち抜けばベスト16入りですので、県大会出場が確定します。5回戦で敗けた場合、敗者が16名でますので、敗者復活戦で残り8名枠を競います。
初戦の4回戦では、晄貴(中1)が残念ながら敗戦してしまいましたが、中3の6名は全員4回戦を突破しました。
5回戦(県大会出場決定戦)では、敬大、徹平、天彦が勝ち抜き、ベスト16入りを果たし県大会出場を掴みましたが、蒼矢、颯人、悠人の3名は残念ながら敗戦し、残り8枠を競う敗者復活戦に進みました。
6回戦(ベスト8決定戦)では、敬大、徹平、天彦の3人とも愛工大名電中の選手との対戦で敗戦となりましたので、9~16位を争う順位決定トーナメントへの進出となり、結果、天彦が10位、徹平が11位、敬大が12位となりました。
また、残り8枠を競う敗者復活戦では、颯人が残り8枠入りを果たすことができ、17~24位を争う順位決定トーナメントで最後まで勝ち切り、結果17位になることができました。
いつも強きで、ここぞと言うときは必ず勝ってくれてた蒼矢は、この日なぜか見せたことのない弱気オーラに包まれ、絶対に勝てるはずの試合をセットオールで落としてしまい、残念ながらベスト32止まりとなってしまいました。悔しさが後から後から込み上げたはずです。
そしてまた、悠人も強い相手に怯むことなく果敢に挑みましたが、一歩届かずベスト32止まりでした。でも、試合を終えた悠人の顔は、どこかやり遂げた優越感に包まれ、清々しささえ感じました。対照的な二人の胸の内ではあったかもしれませんが、もう二度とあの瞬間は訪れません。
『残りの一秒まであきらめない
最後の一球まで力を抜かず
気合いの一本に力を込めて
真剣の一本に全力で
一つのボールを追いかけて
仲間を信じて 自分を信じて
ゲームには必ず最後の瞬間があります
その最後をどんな形で終わらせるのか
逆転して勝つのか 波にのって勢いでゲームを進めていくのか
自分の力に満足して最後を終えるのか
悔いの残る試合にならないためにも
自分の持っている力を一球一球に力を込めて
最後の一秒まであきらめないで
一本に気合いを入れて頑張ろう
全員で今日の大会を楽しもう
明日につなげるために』
結果は、個人戦の県大会出場者は4名で、昨年と同じ人数になりましたが、7名が二日目に勝ち残ったこと、6名がベスト32以上になれ、昨年より良い成績を収めることができました。
本当にみんなよく頑張ってくれたと思います。
県大会まで残り約10日間、みんなで一生懸命頑張ります。