みずほオープン卓球大会(小学生・中学生 個人戦)
11月2日(土)
みずほオープン卓球大会(小学生・中学生 個人戦)が常滑市体育館にて開催されました。
はじめて参加させていただく大会ですので、レベルがどれくらいなのかは全く分かりませんでしたが、サードブレイスからは、中学生の部に6名(中2の壮大郎、梗希の2名と、中1の誠太、晄貴、惇大、聖翔の4名)、小学生の部に4名(小6の崇真、小5真登、小4の航、研二)の合計10名出場させていただきました。
対戦表を見てみますと、5~6名による1次リーグ戦のあと、2次トーナメント(上位トーナメント;1次リーグの1~3位、下位トーナメント;1次リーグの4~6位) という形となっていました。1次リーグは、3セットマッチ、2次トーナメントは5セットマッチでおこなわれました。
出場者の顔ぶれを見ますと、オープンですので、三重県のチームや岐阜県のチームの子どもたちの出場もあり、レベルが高い大会でした。初心者の部もありましたので、このレベルの高さですと、キャリア1年未満の子は、初心者の部の出場がよかったかなと少し反省でした…。
結果は、
小学生の部では、崇真(小6)がリーグ1位で上位トーナメントへ進出、真登(小5)、航(小4)、研二(小4)は、残念ながら下位トーナメントへの進出となり、その上、初戦で真登と航が激突、同士討ちとなってしまいました。
崇真が1次リーグ→2次リーグと、強い相手にも果敢に立ち向かい、大接戦の末 撃破できた試合もあり、見事優勝を手にすることができました。先週の団体戦に続き、今日の崇真は強かったです。今まで、思うように成績を残せていませんでしたが、階段を一段上った感じで、強打もラリーもすばらしかった。
中学生の部では、壮大郎(中2)が1次リーグ1位、梗希(中2)・晄貴(中1)・誠太(中1)が1次リーグ2位、惇大(中1)が1次リーグ3位で上位トーナメントへ進出、聖翔(中1)が1次リーグ4位で下位トーナメントへ進出しました。
上位トーナメントでは、梗希と惇大が初戦で激突、同士討ちとなってしまいました。
そんな中でしたが、晄貴がベスト4に入ることができ、下位トーナメントでは、聖翔が頑張り2位になることができました。
全体としては、今回の大会は、残念ながら負けてしまった子どもたちも、みんなとてもよい内容の試合を繰り広げてくれました。また一つ着実に力をつけていることを実感できた大会になりました。それと同時に課題も見つかりましたので、これから大事な大会がたくさんありますので、みんなそれぞれ目標をしっかり立てて、その目標を達成できるように一緒に頑張っていきたいと思います。
最後に、ほっこりする話ですが、
同士討ちで敗れた真登が悔しさのあまり涙をこぼしてしまった時、対戦相手の航が「大丈夫だよ、僕が絶対に優勝するから。」と言ってすぐさま慰めている光景を目にしました。また、負けてしまった選手たちが集結して、勝ち残っている選手を一生懸命に応援する光景も目にすることができました。次世代のサードプレイスの子どもたちも、いいチームになってきました。
一緒に練習をしている仲間、勝ったり負けたり、また、試合で仲間の活躍に対し、悔しい思いをすることも当然あります。競技をやっていれば当たり前のことですが、勝つ人がいれば負ける人がいる。この時、お互いがどう振る舞えるかがとても大事です。
今回、日本で開催されたラグビー世界大会で、「ノーサイドになれば、敵味方はなく、お互いの健闘を称える」姿を何度も目にし、この光景の美しさ・素晴らしさに感動し、とてもよい勉強をさせていただきました。練習も試合も、相手がいるからこそ、卓球を楽しむことができます。
相手をリスペクトし、感謝することの大事さを痛感しました。この精神を練習や試合に出せるように精進していきます。
「Thank you for courage and excitement」 子どもたち、勇気と感動をありがとう。