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第49回後藤杯(名古屋オープン)卓球選手権 愛知県予選・カデットの部

令和元年11月23日㈯

第49回後藤杯(名古屋オープン)卓球選手権大会・カデットの部が、常滑市体育館で開催されました。カデット男子の部の参加人数は337名。サードプレイスTTCからは、中2(壮大郎・梗希)中1(誠太・晄貴・惇大・聖翔)の6名が参戦しました。

実績を積んでこれていない次世代Jr.たちにとって、今回の後藤杯予選も厳しい戦いになることを、皆は承知していました。

今回の愛知県予選会の通過者はベスト32位に入った選手と敗者復活戦で勝ち上がった16名の合わせて48名です。壮太郎・惇大・聖翔はなんとか一回戦を勝ち上がりましたが、残念ながら二回戦で惜敗。いい試合は出来てる。あと一歩のところで勝ち切るためのメンタル作りが 引き続きの課題かなと思います。梗希・誠太・晄貴は二回戦からのスタートでしたが 3人ともなんとか三回戦に進めました。でも、ここから相手もガクンと強くなってきます。

中2の梗希には 何とか頑張ってチャンスを掴んでほしかったのですが、残念ながら三回戦で惜敗してしまい、四回戦にコマを進めたのは 中1の誠太と晄貴でした。

四回戦の相手は、誠太は卓伸クラブの永井選手・晄貴は東浦中(米田道場)の池口選手でした。

ずっと 思うような試合ができず、不調に苦しんでいた誠太でしたが、気持ちに負けず まじめに練習を熟してきた この日の誠太は、真っ直ぐ冷静に試合と向き合えていました。

永井選手には1-3で負けはしましたが、4セット目も10-12まで競り合えるようになったことに、誠太の成長を感じずにはいられませんでした。この後 誠太は敗者復活戦にまわり、名〇ECの森田選手に3-1で勝つことができ後藤杯本大会の切符を手にすることができました。

晄貴の方は、4回戦で東浦中の池口選手と戦い、1-3で負けはしまいましたが、強い選手と認識できていた晄貴にとっては、納得のいく試合ができたのだろうと思います。最後のセットまで 晄貴らしい好試合を見せてくれました。

この後の敗者復活戦の相手は三好クラブの太田選手でした。以前にも戦ったことのある選手でしたので、気を抜かず気を引き締めて戦えとだけ伝えました。

「ここを勝てば、本大会に行ける」1セット目から声も出ていましたので、いい流れは十分感じられました。1・2セットを連取し、あと1セットです。 気を引き締めて!

3セット目はシーソーゲームのような戦いになり最後は競り負け。「落ち着いて! 落ち着いて!」そう 願うしかありませんでした。結局 最終セットまでもつれ2-3で惜敗。すぐそこに見えていた後藤杯本大会の切符を たった2点の差で逃してしまいました。

この日の晄貴は、仕上がりも決して悪くはありませんでしたが、最近、試合中に 時折り出てしまう不安定な自分自身の気持ちの乱れをコントロール出来ず、最後まで強い気持ちをキープできないまま 十二分な力を出し切れず、大事な一日を終えました。一番苦しいのは、晄貴自身だと思いますが、頑張って ここを乗り越えてほしいと思います。

次世代Jr.が発進し3ヶ月が過ぎました。先輩たちが残した記録に追い着き追い越せと、日々 練習に取り組み 小さな努力を重ねています。3ヶ月前までは、練習時間も先輩たちが最優先で思うような練習が出来なかった時期もありました。申し訳なかったと思うばかりですが、これからは彼らなりの活躍の場をどんどん広げて行って欲しいと、今はそう願うばかりです。

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