令和3年度 愛知県夏季卓球新人大会
7月24日㈯ ・ 25日㈰
愛知県夏季卓球新人大会が以下の2会場で開催されました。
(出場者数が多いため、毎回2会場に分けて開催されております。)
A会場: 7月24日㈯ 名古屋市 昭和SC
7月25日㈰ 名古屋市 枇杷島SC
B会場:6月19日㈯ 碧南市臨海体育館
この大会は、高校生、大学生、一般の選手が中心の大会で、一度優勝すると次回より出場できなくなりますので、言わばステップアップのため登竜門のような大会です。 まだ中学生以下のサードプレイスの子どもたちにとっては、勝ち抜くことは容易ではありませんが、5月に開催された春季卓球新人大会に続き、挑戦することとしました。
今回、サードプレイスからは、晄貴(中3)・惇大(中3)・啓心(中3)・悠(中3)・崇真(中2)・真登(中1)・航(小6)・研二(小6)の計8名をA会場にエントリーさせていただきました。
A会場は2日間に分けて開催されますので、事前公開の対戦表を見ますと、
晄貴(中3)・啓心(中3)・真登(中1)・研二(小6) ⇒ 7/24昭和SC
惇大(中3)・悠(中3)・崇真(中2)・航(小6) ⇒ 7/25枇杷島SC
参加者数は合計812名、A~Pブロックまでの各ブロック58名によるトーナメント方式、3セットマッチで優勝を争う形で、1回戦~決勝戦までで6試合となっていました。
【7/24昭和SCの試合結果】
晄貴(中3)は、サードプレイスJrのエースですが、春季大会で4回戦で敗退しておりましたので、1回戦からの戦いとなりました。 晄貴には中学生最後の試合として、中学生のうちに何とか優勝してほしいとの思いで出場させておりましたので、本人も絶対に優勝するとの強い思いで試合に臨んでおりました。その甲斐もあって、1回戦から5回戦の準決勝まで、危なげのないオールストレート勝ちで勝ち上がり、決勝戦では一般の選手とフルセットの大激闘の末、2-1で優勝を手にしました。 今日の晄貴は集中力があり、攻めるところは果敢に攻め、つなぐところはしっかりつなぐという隙のないとても素晴らしい試合を繰り広げてくれました。強かったです。
晄貴、おめでとう! やったね! 優勝した瞬間の嬉しさと安堵の表情をした晄貴の顔が忘れられません。
サードプレイスJrでは、中学生での一般の部の新人戦優勝は、名古屋市新人戦では2名ありましたが、愛知県新人戦では晄貴が初めてです。
啓心(中3)は、ド緊張しながら1回戦に入りましたが、中学生に何とか2-1で勝利、2回戦では緊張も少しづつほぐれ中シードの高校生に2-0で勝利、3回戦も高校生に2-0で勝利、4回戦では中々シードの中学生に0-2で敗戦という結果でした。 啓心は今年静岡県から名古屋市へ引っ越してきて、4月からサードプレイスへの加入ですが、静岡県時代では1~2回戦で敗退していたとのことで、今回の4回戦までの勝ち上がりにとても嬉しかったようです。ですが、やはり敗戦した時には今まで見せたことがないほど悔しがっておりました。日々とても熱心に練習に取り組んでおり、メキメキ実力をつけてきておりましたので、思うように試合ができなかったことに悔しさを感じたのでしょう。今後の成長が楽しみです。
真登(中1)は、1回戦で高校生に2-1で勝利しましたが、2回戦で高校生のカットマン(裏面ツブ高ラバー)に0-2とカットの変化に翻弄されてしまい残念ながら敗戦となりました。相手の選手はこの後5回戦まで進出しておりましたので、中1の真登には少し荷が重かったようです。ここのところ急成長を見せておりますので、この悔しさをバネに更なる成長を期待するばかりです。
研二(小6)は1回戦で高校生に2-0で勝利しましたが、2回戦で中学生にセットオールのデュースで惜敗という結果でした。1回戦では、1セット目も2セット目も競り合った試合でしたが、勝ち切ったところに成長の跡が見られました。続く2回戦では、壮絶な打ち合いを繰り広げ、ここでもまた成長の跡を見せてくれました。内容としては勝てるチャンスが十分にありましたので本人はとても悔しかったと思います。これからの成長がとても楽しみです。
【7/25枇杷島SCの試合結果】
惇大(中3)は、1回戦で苦手なツブ高ラバーの高校生と対戦し、苦戦しましたが何とか2-1で勝利、2回戦では落ち着きを少し取り戻し冷静な試合運びで高校生に2-0で勝利、3回戦では中シード選手の高校生に残念なが0-2で敗退となりました。内容的にはずいぶん競った試合でしたので、打ちミス1本が勝敗を分けた感じでした。攻撃力、ブロック力はありますが、その安定性が課題です。今後の成長に期待です。
悠(中3)は、1回戦で高校生に0-2と力及ばず残念ながら敗戦となりました。相手の選手はこの後5回戦まで進出しておりましたので、2月からサードプレイスで卓球を始めた悠にとっては正直荷が重かったです。しかしながら悠も一生懸命に練習に取り組んでおり、短い期間の中で大会に出場し試合ができるほどに成長しましたので、何とか1勝させてあげたかった。対戦相手に恵まれていればひょっとしたら…と思うばかりでした。
この悔しさをバネに更なる成長を期待するばかりです。
航(小6)は、1回戦を不戦勝、2回戦で有名クラブの選手に2-0で勝利、3回戦で高校生に0-2で敗退となりました。負けはしましたが、壮絶なラリーを繰り広げた試合で惜敗でしたのよく頑張ってくれたと思います。
対戦相手は、小さな航との大接戦に肝を冷やしたことと思います。
「えっ! こんな凄いボール打ってくるの~」、「えっ! 打っても打ってもぜんぜん抜けないじゃん」って感じでしょうか…(笑) 航、次回の大会ではもう1つ2つ勝ち上がれるように頑張ろうね。
崇真(中2)は、前回の春季大会で準決勝で敗退しておりましたので、今回は絶対に優勝するぞの意気込みで試合に挑みました。 対戦表を見ると、第2シードに書かれておりましたが、勝ち上がっていくと、準々決勝の4回戦で大学生との対戦も予想され、ここに第1関門、準決勝で有名クラブの選手(愛知県小中学生強化リーグのSPリーグの経験あり)か、または中シードの高校生(高校総体愛知県予選でBest32⇒後藤杯ジュニアの部に選抜)の選手との対戦が予想され、ここに第2関門、そして決勝戦では第1シードの高校生との対戦が予想され、ここに第3関門といった組合せでした。 結果は、2~3回戦までをいづれも高校生に2-0で勝利、次に第1関門の4回戦で予想通りの大学生に大激戦の末2-1で勝利、続く5回戦(準決勝)では、大接戦を勝ち上がった中シードの高校生に残念ながら力及ばず0-2で敗退となりました。この高校生は続く決勝戦でもパワフルな卓球を展開し、第1シードの高校生に2-0で優勝を飾りました。それにしてもこのブロックは強豪揃いで、未だ身体が小さくて非力な崇真は、技巧派で善戦はしましたが、フィジカル面で太刀打ちできなかった感じでした。これから中3に向けてどんどん身体も大きくなり、パワーも備わってくると思いますので、次回以降ド強くなってくれることを期待するばかりです。 崇真、頑張れ!
最後に、通常この大会は、年に春季、夏季、秋季、年末、新春と5回開催されています。 今回、残念ながらこの登竜門を通り抜けることができなかった子どもたちには、次回の大会に向け「心・技・体」を鍛えて再挑戦してもらいたいと思います。一緒に頑張っていきましょう。
大会開催にあたりましては、まだコロナ渦の中、大会運営関係者のみなさまの尽力とご努力に心より感謝申しあげます。